アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)

画家・彫刻家
1901年、スイス、グリゾン州ボルゴノーヴォに生まれ、隣村スタンパで幼年期を過ごす。早くから彫刻と絵画を始め、1920-1921年イタリアを旅行、22年にパリに出、以後終生同地に住む。最初はキュビスム風の彫刻を、ついで想像によるオブジェを作る。1930年、シュルレアリスム運動に加わりグループの活動、雑誌や展覧会に参加。1935年、写生による仕事に戻る。42-45年ジュネーヴに住む。彫刻は次第に小さくなり、最後にはほとんど消えるところまでゆく。47年まで作品の発表は行なわない。48年ニューヨークのピエール・マティス画廊で個展、以後各地で展覧会。62年ヴェネツィア・ビエンナーレで彫刻大賞を受ける。1966年急逝。

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