ルシアン・エルヴェ

1910 ハンガリー、ブタペストに生まれる。本名はラズロ・エルカン。
1928 ウィーン大学で経済を学ぶ傍ら、美術学校でデッサンを始める。
1929 パリに移住。デザイナーとして働くなど、数多くの職業を点々とする。
1937 フランス国籍を取得。
1938 友人の助手としてルポルタージュ写真を撮り始める。
1939 Marianne 誌でルポ写真家として働く。捕虜となりキャンプ内で絵を描く。
1941 脱走後レジスタンス運動にかかわり、ルシアン・エルヴェと名乗りパリに戻る。
1947 France Illustration 誌で写真家としての活動を開始。
1949 クチュリエ神父と知り合い、彼を介してマルセイユのユニテ・タビタシオンを取材、この写真をコルビュジエに称賛されたことがきっかけとなり、建築作品を撮り始める。
1950 初めての写真展「一つの土地、二つの建築」をミラノで開催。以後、多くの写真展を行う。ジュディットと結婚。
1957 初めての「ル・コルビュジエ展」をインスブルックで開催。
1966-70 写真コラージュを数多く制作。
1985 アルルの国際写真フェスティバルにて大賞を受賞。
1988 パリ写真月間で審査員特別賞を受賞。
1993 フランス建築アカデミーより造形芸術賞を受賞。
2000 パリ市写真グランプリを受賞。
2002 フランス国立写真センターにて、大回顧展が開かれる。
2004 ルシアン・エルヴェ写真賞が創設される。
2005 CIVA(ブリュッセル)にて大規模展「ルシアン・エルヴェ建築家の眼差し」開催。
2007 没

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